こんにちは、しんげんです^^

 

今日は、アフィリエイト教材の【疾風アフィリエイト】について。

 

この【疾風アフィリエイト】を販売するのは、 “ハヤテ” こと込山剛史氏。

「PC初心者が最速で6桁稼ぐ物販アフィリエイト戦略」とのキャッチコピーで、2012年から販売されている超初心者向けの内容になっています。

それでは、早速その概要から見ていきましょう♪

 

【疾風アフィリエイト】基本データ

販売者 込山剛史
販売価格 18,800円
販売HP 疾風アフィリエイト

【疾風アフィリエイト】のセールスポイント

  • 特別なスキルは必要なし!
  • 徹底的に解り易く解説!
  • アフィリエイトの基礎中の基礎を身につける!>
  • ネットビジネスでの稼ぎの柱を1本構築する!
  • パソコン初心者が専業アフィリエイターへ飛躍できる内容!

【疾風アフィリエイト】の体系&マニュアル

1~4までが『初心者向け』で、5が『上級者向け』と分けることができます。

『初心者向け』となる1~4では、キーボードの打ち方からパソコン選びといったPCの基本知識をはじめ、検索エンジンの使い方などのアフィリエイトに関する基本的な部分が説かれたうえで、いわゆる「量産型ブログ」によるアフィリエイトの実践が解説されています。

そして、『上級者向け』となる5では、一つのブログを充実させるいわゆる「資産型ブログ」によるアフィリエイトの実践が解説されています。

 

【疾風アフィリエイト】稼ぐことに繋がらないノウハウ

【疾風アフィリエイト】は、キャッチコピーやセールスレターからも分かる通り、初心者に重点が置かれた物販系アフィリエイトの教材になっています。

そして、謳い文句の通り一つ一つの解説が丁寧で、何と言っても「タイピング」から始まる丁寧さ?は、まさに筋金入りの初心者向けアフィリエイト教材と言えるかも知れません。

しかし、その丁寧さは初心者にとっては心強いものかも知れませんが、検索エンジンも日々進化しているといった時代的背景を踏まえると、【疾風アフィリエイト】のノウハウを実践するだけでは、とても稼いでいくことは難しいと言えます。

その理由を含め、重要なポイントに絞って問題点をレビューしますね♪

アフィリエイトの「教科書」としては良い商材

【疾風アフィリエイト】は、なかなか他のアフィリエイト商材でも触れていないPCの基本的な部分が、丁寧かつ詳細に解説されています。

具体的には、上記で触れたとおり「タイピング」や「PC選び」などで、私もそうでしたが「キャッシュ」という意味すら知らなかったほどのPC初心者がアフィリエイトを始めるには、ほんとに魅力的な商材かも知れません。

ただ、「知識を得る」ことと「稼げる」ことは別物です。

もちろん、稼いでいくためには知識&スキルアップは必要不可欠です。

でも、情報商材は「教科書」ではなく「稼ぐための具体的なノウハウ」という位置づけで考えると、検索すれば無料で簡単に得られる知識が大部分を占めている商材を、高いお金を支払って購入する必要性に疑問を感じてしまいます。

そういう意味では、【疾風アフィリエイト】で得る「初心者向け」の解説については、ネット検索や書籍で無料ないし安価で得ることのできる項目なので、稼いでいくためのノウハウとしては「無駄に基本的な部分が多い」と言えます。

ちなみに、込山剛史氏は『3行で儲かるアフィリエイト』という書籍を出版されています。

収益性が低い「量産型ブログ」

【疾風アフィリエイト】では、いわゆる「量産型ブログ」がベースになっています。

具体的な作業としては、ジャンル&キーワードの選定や長文のレビューも不要で、3~5行程度の記事を更新しブログを量産していく形になります。

作業自体は、ジャンル選定やキーワードの選定に悩む必要もなく数行のレビューを書いていけばよいので、高度なライティングをはじめコンテンツの充実を図る必要もなく、初心者にとっては取り組みやすいノウハウと言えます。

でも、初心者がこれを実践したからといって、とても稼ぐことは出来ません。

まず、数行の記事を更新しブログを量産していく手法ですが、現在は検索エンジン(Google)のアルゴリズムも改良されて、中身の薄いブログ&サイトは検索上位にヒットすることができなくなっています。

さらに、記事の内容&商品への誘導が秀逸な競合サイトがひしめく中で、このような中身の薄いブログで成約につなげることは、ラッキーパンチを除いて現実的に困難です。

このことは、リアルビジネスを考えると想像つきやすいと思います。

ひと昔前までは、【疾風アフィリエイト】の手法である「量産型ブログアフィリエイト」で稼ぐこともできたのですが、検索エンジンが「ユーザーに価値あるコンテンツを提供する」ことに重点を置いてきたいま、中身の薄い量産型ブログの収益性はとても低くなっています。

収益発生までの日数に信憑性がない

【疾風アフィリエイト】では、いとも簡単に収益が発生するかのような文言が目に付きます。

私自身が、今現在ある程度の金額を稼いでいる経験者だからこそ、必要以上にそう感じてしまうのかも知れませんが、少なくともこの表現を鵜呑みにして【疾風アフィリエイト】に飛びついてしまうと、「稼げない⇒挫折」ということになってしまいます。

確かに、【疾風アフィリエイト】では、初心者がブログを作ってアフィリサイトを作るまでは、ある程度スムーズに行くかもしれません。

でも、そこまでです。

上記でも触れたとおり、中身の薄いブログをどれだけ作成したとしても、検索エンジンにも消費者にも評価してもらえなければ、ゴミサイトの量産に他なりません。

私にも経験がありますが、6記事という少ないコンテンツの美容系ブログを作成して、1ヵ月という短期間で約4,000円の成約に結びついたことがありますが、これはあくまでラッキーパンチです。

その後、キーワード選定やライティングのスキルアップをはじめ、コンテンツの充実とマーケティングが伴ってこそ、現在のように継続的かつ安定的に稼いで行けるようになりました。

そして、そうなればこそ、「記事数やアクセス数に関係なく物が売れる」という、アフィリエイトの醍醐味が味わえます。

これは、アクセス数と売り上げが比例するトレンドアフィリエイト(アドセンスによる収益)とは決定的に異なる部分です。

なので、【疾風アフィリエイト】の売り文句にとらわれて、「簡単にすぐ稼げるんだ!」って思わない方が賢明です。

ホントの意味での「資産型」にはならない上級編のノウハウ

上級者向けとなる『上級編』では、コンテンツの充実を図るいわゆる「資産型ブログ」を作成していく手法になっていますが、それは本来の意味での「資産型」とは異なります。

具体的には、初級者向けで作成した大量のブログからリンクを送る(自演リンク)ことで、上級編でつくるブログの価値を高める手法が説かれています。

でも、検索エンジン(Google)のアルゴリズムも改良された現在は、中身の薄いブログからリンクを得ても、コンテンツの価値を高めることには繋がりません。

もちろん、複数のブログを運営し、相互にリンクするサイト群を構築することは戦略的に必要なことです。

ただ、中身の薄いサイト&ブログをいくら量産してリンクさせても、ユーザーに価値ある情報を提供できていなければ意味がありません。

そして、ホントの意味で「資産型ブログ」「パワーブログ」を構築するには、

  • ジャンル選定
  • キーワード選定
  • ライティング
  • SEO
  • ブログの戦略的構築

といった基本的なスキル&実践が必要不可欠で、これらが伴ってはじめて自分のサイト&ブログが資産となっていきます。

 

【疾風アフィリエイト】まとめ

【疾風アフィリエイト】のデメリットを中心に書いてきましたが、この商材で得られることもたくさんあります。

例えば、タイピングを始めとするPCの基本知識や、アフィリエイトをやって行くうえでの大切なマインドなど、これからネットビジネスをやっていく超初心者にとっては、とても魅力的なパッケージになっていると言えます。

ただ、これが1,000円~2,000円程度で売られている単なる書籍なら問題ないのですが、「これを実践するとこれだけ稼げます!」といった再現性が問われる情報商材である以上、この内容では「アフィリエイトの高額な書籍」と言わざるを得ません。

アフィリエイトをはじめ、ネットビジネスで稼いでいくには、個人のスキルアップと情報&ツールの賢い選択が必要です。

その点、【疾風アフィリエイト】は、初心者でも取り組みやすい内容になっていますが、【ホビリエイト・マスターズカリキュラム-HMC-】のように、アフィリエイトで大切な「稼いでいく力」を身に付けることは出来ません。

手取り足取り与えられたことをロボットのようにやって行くだけでは、とても稼いでいくことは出来ませんが、逆に言うと、アフィリエイトは「正しい知識を効率よく学んで実践し戦略的に展開していく」ことで、圧倒的に稼いでいけるビジネスでもあります。

そのためには、基本的なスキルを習得し実践する努力をして「稼ぐ力を身に付ける」ことが必要不可欠です。

セールスレターに列挙された「実績」「体験談」に惑わされて、むしろ「稼ぐことから離れていく」という事態に陥らないようにしましょう!

 

以上、しんげんでした♪