こんにちは、しんげんです^^

 

今日は、1回1分の作業で札束がなだれ込む!?という、とんでもオファーな【パーフェクトキャッシュビジネス】について。

 

この【パーフェクトキャッシュビジネス】を紹介するのは桜井仁氏。

セールレターは、冒頭から誇大広告とも言えるキャッチコピーがバンバン書かれていますが、その全体像と問題点をザックリとレビューしていきます。

それでは、早速その概要から見ていきましょう♪

 

 

【パーフェクトキャッシュビジネス】セールス概要

販売会社 株式会社TBT
責任者 田中雄二
販売価格 無料オファー
セールスレター http://perfect-cash.jp/pcblp2/gd3/(他)

【パーフェクトキャッシュビジネス】セールス展開

「1回1分の作業で誰でも稼げる」「初月で50万は稼げる」「無料モニター募集」などのキャッチコピーでオファーを展開。

登録後、全7話にわたるローンチ動画を配信。
ビジネスモデルはバイナリーオプションで、桜井氏が開発したという『サインツール』(パーフェクトキャッシュシステム)の指示に従えば、継続かつ安定して稼ぐことが可能と説明。

【第1話】(https://www.youtube.com/watch?v=RnxItdzrS1Q)

【第2話】(https://www.youtube.com/watch?v=nRozLPPvp5U)

【第3話】(https://www.youtube.com/watch?v=AAYx3HRCh6s)

【第4話】(https://www.youtube.com/watch?v=0TkXcS6Vtck)

【第5話】(https://www.youtube.com/watch?v=2wuyfq6p8eU)

【第6話】(https://www.youtube.com/watch?v=bXSI6MqfkF0)

そして、最終的には、『サインツール』(パーフェクトキャッシュシステム)を使って月収100万円を目指す【パーフェクトキャッシュプロジェクト】なる高額塾に誘導。

 

【パーフェクトキャッシュビジネス】問題点だらけのセールス

【パーフェクトキャッシュビジネス】は、セールス展開からしていろんな問題をはらんでおり、ネットでも悪評が散見されます。

粗悪と言わざるを得ないオファーですが、重要なポイントに絞って問題点をレビューしますね♪

人と名称を変えながら同じ内容のオファーを展開

【パーフェクトキャッシュビジネス】は、『ドリーム錬金システム』や『RHB』など、その名称と販売会社を変えながら、何度も同じ内容のセールスを仕掛けているオファーです。

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共通する主な項目は以下の通り。

  • 「1回1分の作業で稼げる」などのキャッチコピー
  • ビジネスモデルはバイナリーオプション
  • セールス内容とセールス展開
  • 最終的に辿り着く高額塾の態様
  • 特商法の表記されている住所

「1日1分の作業で稼げる」をキャッチコピーに、初めはバイナリーを含む投資系ではないと否定しておきながら、ステップが進むにつれてバイナリーオプションであることが判明する展開。

そして、同じ特典(プレゼント&迷惑料の支払い)を付けてセールスを展開し、最終的に30万円前後の高額塾に誘導します。

ちなみに、【パーフェクトキャッシュビジネス】は2017年1月にもオファーをかけており、前回と今回では社名と責任者が変わっています。

オファー内で統一しない『特商法の表記』

入口となる【パーフェクトキャッシュビジネス】と実際の販売商品となる【パーフェクトキャッシュプロジェクト】では、社名と責任者が異なっています。

【パーフェクトキャッシュビジネス】の特商法の表記

【パーフェクトキャッシュプロジェクト】の特商法の表記

「セールス」と「特商法の表記」の矛盾

セールスを見ていてまず思うのが、セールス(ローンチ)動画に対する不信感で、とても桜井氏自身が開発したとは思えない説明となっています。

にもかかわらず、「驚くほどの金額を稼ぎ出すことができる、再現性100%の最強バイナリーツール」など、何ら根拠を示さないままセールスを展開し、最終的に【パーフェクトキャッシュプロジェクト】なる高額塾を提示します。

そして、セールスレターやローンチ動画においては「確実」や「100%」などと明確に謳っていますが、特商法に基づく「特定商取引法の表記」においては真逆のことを記載しています。

これは、例えば自動車を販売するにあたって、「この自動車は100%事故を起こしません!」と宣伝広告しておきながら、購入時の契約事項において『事故の発生の有無には個人差があり~保証するものではありません』と記載しているのと同じことになります。

悪質ですよね。

なので、【パーフェクトキャッシュビジネス】または【パーフェクトキャッシュプロジェクト】の具体的な内容を見なくても、この時点でまともな商売ではないことが露呈しています。

また、【パーフェクトキャッシュプロジェクト】では「全額返金保証制度」を設けていますが、返金の対象となる具体的な規定が何ら示されていないので、全く信憑性が無いものと言えます。

信憑性のないバイナリーツール(サインツール)

【パーフェクトキャッシュビジネス】は、バイナリーオプションのノウハウではなく、桜井氏が開発したバイナリーツール(サインツール)を使用して稼いでいくノウハウとなります。

つまり、自動シグナル配信ツールを使うわけですが、そもそも、シグナルツールの再現性(性能・成果)を客観的かつ数値で証明することは困難であるため、「確実」とか「100%」ということ自体ありえないということになります。

このことは、キャッチコピーを初めとするセールス全般において「確実」「100%」と謳っていながら、『特商法の表記』においては「表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証したものではございません」と記載している点から、他ならぬ桜井氏を含む販売者自身も、「確実・100%」ではないことを分かっているに他なりません。

さらに言うと、そんな「確実・100%」なるツールを本当に開発したならば、こんな回りくどいことをする必要はなく、特許を取ってそのツール(システム)を販売し、何億もの利益を得ているはずです。

利用するバイナリー業者の安全性

【パーフェクトキャッシュプロジェクト】を含む【パーフェクトキャッシュビジネス】では、『ハイローオーストラリア』(Highlow Markets)という海外のバイナリー業者を利用します。

この『ハイローオーストラリア』(Highlow Markets)は、ネットでは「金融庁に警告を受けている違法な業者」で「いつ業務停止になるかわからない」「出金されない」といった書き込みが多くみられ、「危険なバイナリー業者」といった悪評が目立ちます。

しかし、これに関しては間違った情報が一人歩きしているものがほとんどで、「知識不要」と謳って口座を開設させるオプザイルや高額塾のセールス展開に大きな原因があります。

まず、「金融庁に警告を受けている違法な業者」についてですが、確かに『ハイローオーストラリア』(Highlow Markets)は、関東財務局から無登録営業として警告を受けています。

しかし、「無登録=危険な業者」と言うわけではありません。

そもそも、バイナリーオプションは海外(イギリス)発祥の金融取引で、2009年に日本に入ってきました。

そして、2013年の国内規制により、日本国内でバイナリーオプションを提供するには、基本的に金融庁への登録が必要となりました。

  日本国内の登録業者(7社)

  • IG証券
  • GMOクリック証券
  • FXプライム by GMO
  • FXトレード・フィナンシャル
  • ワイジェイFX
  • ヒロセ通商
  • トレイダーズ証券

しかし、日本の金融庁に登録してサービスを提供するとなると、当然ながら日本国内のルールに縛られてしまい、海外に拠点を置くバイナリー業者にとっては、金融取引の魅力が半減し大きなデメリットを抱えることになります。

  日本国内の主な「商品性に関するルール」

  • 短期取引によるHIGH・LOWの禁止
  • 最低取引時間の延長
  • 高ペイアウト倍率設定の禁止

つまり、『ハイローオーストラリア』(Highlow Markets)の拠点はあくまでオーストラリアであり、日本の金融庁に登録して日本のルールに沿ったサービスを提供することに、会社としてのメリットが少ないといった背景があります。

ちなみに、『ハイローオーストラリア』(Highlow Markets)は、拠点であるオーストラリア金融当局(通称ASIC)の管轄のもと、正式なライセンスを取得して金融取引を行っています。

次に、「出金されない・出金拒否」に関してですが、結論から言うと『ハイローオーストラリア』(Highlow Markets)は出金条件が無く、どこよりも出金手続きが迅速で、午前中に出金申請すれば翌日には銀行口座に着金が完了します。

また、口座の凍結についてもきちんと規定が設けてあり、仮に口座が凍結や強制解約になった場合でも、口座にある資金は全額返ってきます。

  口座凍結に該当するもの

  • 自動売買ソフトの使用
  • 業者間アービトラージの確認
  • レート遅延を狙った取引やスキャルピング
  • 引額寡少、若しくは皆無の状態で入出金を繰り返す
    (ポイント獲得目的やマネーロンダリング目的での入出金防止)
  • 同一人が複数口座を開く
    (両方凍結・解約されます)
  • 本人確認書類や付随する書類に偽造を施す
  • 本人に帰属しない口座を他人が管理する、若しくは管理させる

ちなみに、『ハイローオーストラリア』(Highlow Markets)では、口座開設+初回入金で5,000円のボーナス額が貰え、5,000円分の無料取引が可能(出金条件なし)になるので、初心者や知識が浅い人にもおすすのバイナリー業者です。(2017年10月時点)

 

【パーフェクトキャッシュビジネス】まとめ

【パーフェクトキャッシュビジネス】がビジネスモデルとするバイナリーオプションは、一見すると簡単な取引に見えますが、ハイリスクな金融取引で、短期間に繰り返し取引した場合は、損失額が大きくなる恐れがあります。

ただ、問題なのは「知識不要」「再現性100%」「絶対に稼げる」などと言った【パーフェクトキャッシュビジネス】のようなセールス展開であって、必要最低限の知識とリスク&デメリットさえ押さえておけば、バイナリーオプションは初心者でも参入しやすい投資案件です。

バイナリーオプションに限らず、『投資』において「確実」「必ず稼げる」「再現性100%」ということはありません。

それは、シグナルツールを始めとするバイナリーツールも同様です。

おいしい言葉を並べ立て、情報弱者を食い物にする悪質なオファーには十分注意しましょう!

 

以上、しんげんでした♪